せきらら留学生活日記

留学先・フランスでの様子と夢の美大生ライフを綴ります。

友達

Salut !

長い間書いていませんでした…正確には書いていたんですけど、途中で書くのをやめて下書き状態のままの日記がたまっているんですが笑笑

時間のあるときにまたまとめて投稿します

 

今日はちょっとうるっとした瞬間を書き記したいと思います。

もう夜遅いので簡単に笑

 

実は今期の履修がうまくいかず、大学一年生に値するLicence 1(L1)の授業を一つもとらず、L3、日本でいう大学3年生レベルのしかとってないんです…まあ科目数的には5、6個なので、8個だった前期よりましです。

 

マシだけどちょっと悲しいことが。

 

前期はL1の授業をいくつか取っていて、そこでフランス人の友達、、、正確にはフランス人ではないけど、友達ができたんです。すごく明るくて、いつもビズ(挨拶のほっぺちゅう)とハグをしてくれたんです。だからもっとお話ししたかったし、仲良くしたかったのに、後期はとらず、連絡も取れず、もう2度と会えないかも。なんて思ってもいました。

L3のクラスにももちろん友達はいます。でもすでに仲のいい子同士で固まってしまっていて、前期も完全に出遅れてしまい、本当に心を開いて話せる友達を作ることが叶わず。自分から行かないといけない、とはいえ、話している内容がほとんどわたしが履修していない授業の話だったりして、入っていけないのです。だから、正直前期はL1の授業がわたしに取って憩いの場所だったんです。

それがなくなって3週間。1週間で誰かと話す時間が極端に短くなってしまい、そのせいでしょうか。ちょっとメンタル的にもやられていました。なにより、寮にいた仲のいい友達も自分の国に帰ってしまって、新しいメンバーもラテン系でしかももう知り合い同士。早口のイタリア語とグイグイくる感じは少し苦手だったり。相談相手になってくれた寮の友達が恋しいです。

もっと言えば、新しいメンバーが来てからというものの、前期からいるメンバーの姿をめっきり見なくなってしまってますます悲しかったです。 

 

メンタルがやられながらも、自分なりに解決策を見出して、少し調子を戻して来たところでした。

写真の課題のために、初めて月曜日に自分のキャンパスを訪れました。ある程度撮ったので帰ろうと扉の取っ手に手をかけた時、ドア越しから見慣れた顔がわたしに向かって手を振りながら走ってきたのです。

L1の授業で仲良くしてくれたトゥン(タイ人の女の子)でした。いつものようにハグとビズ、いえ、いつも以上にしてくれて

「どこにいたのー?!」

と言ってくれました。

キャンパスにはいたんだけどね、とはにかみながらそう答えると、みんながいるところに案内してくれると言ってくれるので、帰るのをやめて彼女の後をついて行きました。トゥンはその間ずっと

「消えちゃったかと思ったよ」「ほんとにもう会えないと思っちゃったんだよ?」「よかったよ会えて」

と似たようなことを繰り返しわたしに言ってくれて、わたしも似たようなことを繰り返し答えました。

トゥンが案内してくれた教室の前に着くと、もう一人の大切な友達、マルティーナがわたしに気づくやいなや、思いっきり胸に飛び込んできました。年下の子ってほんとに可愛いわ、ってこの瞬間どんなに思ったことか笑 マルティーナもトゥンと同じようなことを繰り返し繰り返し言ってくれて、わたしの腕をずっとつかんだまま離れようとしませんでした。可愛い妹を持つとこんな感じなのかな?

と、このように久々の再会を果たし、前期叶わなかったお出かけをみんなですることに。早速今週の金曜日、美大生らしくカメラを持ってみんなで取り合いっこ!楽しみです。

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二人は授業があるみたいで、わたしは一足先に帰りました。

 

 

帰りの道中、もう一個幸せなことが。f:id:franceetmoi:20180206103418j:image

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ストラスブール、気温2度前後だというのに桜でしょうか。きっと桜だと思いますが、もう咲いていました。

桜を見つめながら、しみじみみんなに会えてよかったなと喜びを噛み締めました。

これから何かいいことがたくさん起こりそうな予感がする、そんな1日でした。

それではまた。