せきらら留学生活日記

留学先・フランスでの様子と夢の美大生ライフを綴ります。

1週間のバカンスで起きた二つの悲劇

Salut!

最近また寒さが戻ってきたストラスブール。いまフランス近辺に大寒波が降りてきて悪さをしているようです。いろんな交通機関が麻痺していて明日からのジュネーブ行きがちょっと怖かったり、、、

 

寒さといえば、風邪ですが皆さんは体調崩されていませんか。

私はバカンス始まった直後に風邪をひきました()

これで今年に入って2回目、、、やっぱり気温の変化に体がついていけませんでした。

まあ他に問題として考えられるのは食生活なんですけどね。ちょっとビタミンが足りてなかったですね。なので今回のバカンスは遠出とかなくてよかったです。

とはいえ先月に引き続きパリには行きましたが。美味しいものをたらふく食べてっ帰りました。あと素敵なスカーフもお持ち帰りできて楽しかったです。

と言うわけで第一の悲劇は風邪でした。

 

第二の悲劇。

それは、私の勉強をおろそかにさせてしまうとある誘惑です。

最近は落ち着いていたのですが。また、また再熱してしまったのです、、、、、、

アニメ、PSYCO-PASSに!!!!

なぜ!!なぜ!!この時期に!!勉強しなきゃいけないと言うのにアニメのリピートが止まりません、、、フランス語で見ようと思ったのですが、好きすぎるあまりに声優に許せず結局フランス語字幕でリピート、、、

と言うわけで今回は誰にも語れない悲しさゆえに、ブログで愛を語ります。しくしく。

 

まず知らない方にリンクを張りつつざっくり説明をします。

psycho-pass.com

リンク先を公式ホームページにしたのは、ウィキ先生だとネタバレのオンパレードだったからです。

舞台は22世紀の日本。シビュラシステムの導入によって、人のあらゆる将来が決められるようになった社会。仕事も恋愛も、すべてこのシステムが提案するものに従ってさえいれば良い人生が送れるようになった。しかし人間の将来を数値化し、見据えることができるようになったこのシステムは、将来その人間が犯罪を犯す可能性さえも測れるようになったのだ。それを犯罪係数と呼び、この数字が高いものほど「色相」が黒く濁るのである。正常な一般市民は色相が白に近い青である。

将来犯罪を犯す可能性のある人間を、この世界の中では「潜在犯」と呼んでいる。それを含めた犯人を取り締まる刑事たちの話がこのアニメ、PSYCO-PASS。

 

説明、至らない点もあると思いますがざっと説明すると刑事ものアニメです。

踊る大捜査線とかもし好きな方がいたらオススメです。企画がまさに踊るに関わっていた人なので。登場人物の吸っているタバコの銘柄が、青島とおんなじだったり、公安局のキャラがなんとなくピーポーくんと雰囲気が似てたり、、、そういった面でも楽しめると思います。

PSYCO-PASSのこんなところがいい

これは語っても語りきれないのですが、アニメにおいて重要な点をこの作品はきちんと押さえていると思います。

  1. 脚本
  2. 音楽
  3. 作画(キャラクター)

別にプロの批評家でもなんでもないのであくまで偏見ではありますが、アニメにおける良作はこの3拍子が揃ってからがスタートだと思います。

まずPSYCO-PASSは先ほど述べたように、踊る大捜査線の企画プロデューサーが関わっているだけあって、世界観がきちんと確立されています。22世紀、そんな世の中があってもおかしくないように視聴者を錯覚させる、刑事ものは特に身近であればあるほど緊張感を生む気がするので、これは本当にあっぱれです。

 

次に音楽ですが、これは気にしているとそうでない人が分かれるかもしれません。私の場合、どんなに良作でも音楽、つまりBGMが好きになれないとそのアニメも好きになれません。音楽はその世界観をより確立させるための補助的な役割ですが、この補助こそ私にとっては大切です。音楽は想像力を膨らませる手伝いもします。また刑事ものにはテーマソングというのがあると思います。この音楽がなれば事件解明への兆し、といった。それがこのアニメにはしっかりしています。その旋律を聞けば、PSYCO-PASSだとわかるのです。

 

そして作画。これはもはや何も言わずとも、という感じですが、かつて週刊少年ジャンプで「家庭教師ヒットマンREBORN」を連載していた天野明がキャラクター原案担当ということで、クオリティーが高い。確かに天野さんといえば主要キャラがかつてのキャラに似てしまう、ということも言われていますが、それでも幅広い年齢を描くことができ、何より女性だけでなく男性にも「かっこいい」と思わせるキャラをかけることはすごいと思います。またそのキャラ原案を引き受け、アニメらしさを引き立てた作画班も、凄腕です。色がつくとやっぱり違いますよね。

 

 

 

ものすごい語ってしまったのですが、まとめてしまうとこのアニメPSYCO-PASSにはリアリティがあります。起こり得ないこと、でもそういうパラレルワールドがあっても不自然ではない。そういうことを鑑賞している人たちに思わせ、考えさせるのです。

そして何より、上司と部下の関係性もなんだか生々しくていい!ネタバレはあまりしたくないのですが、私は狡噛慎也常守朱宜野座伸元、この主要人物3人をいつも目で追ってしまいます、、、女性の方は特にそうなる傾向があるかもしれないです()

アニメシリーズはPSYCO-PASS、PSYCO-PASS2そして劇場版までやっているので興味を持たれた方は是非!みてください!そしてみた際には私の話し相手になってやってください、、、

 

 

 

ここで少し朗報も。

なぜこのタイミングでPSYCO-PASSについて書いたかというと、なんと、PSYCO-PASS3をもしかすると?やるかもしれない?!!!という話が持ち上がっているのです。

PSYCO-PASSのアニメ監督、塩谷直義監督がツイッターをやっていらして、最近ますます続編をほのめかすつぶやきばかりしているのです!!運命の瞬間は3/8のノイタミナ(フジテレビ放映深夜枠アニメ)の今年度新作発表会です。塩谷さんもRTしてました。

もし続編が来たら、赤飯炊きます。赤飯ないけど。エア赤飯炊きます。

やるかは決まっていないのにやる前提で話を進めると、きっと帰国後放映なのでほんとよかった。これだけは、きっと私を見捨ててくれないと信じてます。プリンセスチュチュには2度も振られているので。まあこの話はまた後ほど。