せきらら留学生活日記

留学先・フランスでの様子と夢の美大生ライフを綴ります。

自分を変える方法

Salut !

今期3回目の作品提出を終わらせ、身も心も軽くなりました。

 

タイトル、なかなかざっくりしてますが今週のとある経験で、自分はどうやったら変えることができるのか、その答えにふとたどり着いた気がしました。

とても個人的な内容なので読んでくださっている皆さん全てに当てはまるかわかりませんが、とある日本人留学生の日記を覗いている感覚で読んでいただければ幸いです。

 

初めて友達の家にお泊まり

まさにこのことが私の生活を少し、豊かなものに変えてくれました。

今回お家に泊めてくれた友達は、クリスマスの時に一緒に過ごしたアリスです。その時もお泊まりだったのですが、彼女の実家でした。

今回は、一人暮らしを始めたばかりのアリスの家に招待されて、作品提出の後にお邪魔させてもらいました。

授業が終わって20時。二人で夕飯の買い物をすませ、トラムのD線に揺られながらアリスの家へ向かいました。

ついて驚いたのは、中心地から離れているのにとても綺麗なアパートで、外観がモダンデザイン風で素敵でした。さらに外観だけでなく、アリスの部屋も素敵でした。

自分で買った花を自分で植え替えており、テラスにも低木が置いてありました。白い壁には誰かからもらったのでしょうか。桜のシールがミッケのように散りばめられており、部屋にいて落ち着く環境でした。

彼女の部屋を見た後、ふとわたしは思いました。

 

「私の部屋、今どんな状況になってたっけ?」

 

頭の中でゆっくと部屋の戸を開け、その惨状を想像しました。いつも作品提出前はどうしても水彩道具やら紙やら資料やらで大荒れになってしまい、片付けずにそのまま外出してしまうのです。

それなのにアリスの部屋はきちんと整理整頓されていて、彼女もその習慣がついているようでした。恥ずかしながら、私には物を元あった場所に戻すという習慣づけを怠ってきてしまったゆえに、どんなに掃除しても数週間後には汚くなってしまうんです。アリスとほんの1日でしたが、一緒に過ごしたことで私は自分の欠点を改めて理解した気がしました。ありがとうアリス。

 

私が今日の日記で言いたかったことは、自分が変わる瞬間は自分の欠点を人の長所を見て認識することだと思いました。

最近勉強に対して集中力がなかったのも、おそらく部屋が荒れていたせい。

アリスの部屋を出て、私はその夜早速部屋を片付けました。寮の部屋が小さいので凝ったことはあまりできないのですがちょっと工夫したことを書きたいと思います。

  • 毎日必ず勉強できるように、机にノートが広げられるスペースを確保
  • 洗い物はすぐに洗う
  • 布団はちゃんと整える
  • 換気をする
  • 物はもとあった場所にちゃんと戻す
  • 帰宅したらリュックの物はちゃんと全部出す

ものすごーく初歩的でしょうもないのですが、こんなこともできない人間です。今からちょっとずつ、習慣づけできたらいいなとおもいます。

心の乱れは生活の乱れ、なので笑(逆でも言えそうですね)

 

おかげで最近は家でも勉強できるようになり、「めんどくさい」と思わなくなりました。

「これをやれば明日も頑張れる」

そういう気持ちで自分を鼓舞しています。

 

 

それと、最後に。

私たちの生活って毎日が目まぐるしく過ぎている。そんな気持ちを抱いている方が多いのではないでしょうか。

しかし、アリスを見ていてそんなことはないんだなと思いました。

彼女は全てを片付けてから大学の授業に次の日向かっていました(私は授業がなかったのでアリスの家で勉強)

これ、すごく見習いたいなと思ったんです。私の場合、いつもバタバタと遅刻しないよう慌てて外出するので、食器も衣服も散らばったままが多いのですが、アリスはそれをせず、身の回りのことをやって、何なら私に朝食まで用意して登校しました。まあ遅刻していってたんですけど笑

 

自分を律するって、本当に素敵なことだと思うし、自分を綺麗にしてくれる気がします。時間に追われる感覚に怯えるよりも自分のことを大切にできる、そんな人間を目指して、あともうちょっと頑張ります。