【速報】DALF C1&C2の試験終了!(in Strasbourg)
Salut !!
お久しぶりです!ブログに浮上できなかった理由はまさにタイトル通りです。
でも今日終わりました!!
この記事を書いてからもう4ヶ月が経ったんですね、、、時間の流れとは本当に早いです。
今回ですね、初めてDALF C1とC2を受けてみたという内容を書こうと思います。実は当初、上のブログにも記述している通り体力を考慮してC2という世界に通用するフランス語技能試験のトップクラスだけを受けようと思っていたのですが、、、ものは試しということで結局W受験しました。正直な話、試験当日までずっとこなせるかわからなくてハラハラしてました笑
ですが、案外いけました!
まあものすごいハードスケジュールでしたが、、、結果、受けてよかったなと思いました。
スケジュールについて
W受験ということもあり、単発の人より一日多いスケジュールとなりました。
6/13 DALF C1・・・production orale(会話)
1h30
6/14 DALF C2・・・compréhension de l'oral et production orale(聴解と会話)
2h30
6/15 DALF C1・・・compréhension de l'oral, compréhension des écrits et production écrite(聴解、読解、論述)
4h
DALF C2・・・compréhension des écrits et production écrites(読解と論述)
3h30
いやあ、大変だったwww
終わって家帰って何したかって発狂しました😇
何が一番辛かったって、試験の中でも一番長い時間拘束されるものが同日だったってことですかね、、、朝9時から18時まで拘束されてました。頑張ったよ私、うん。
このブログを読んでいる方でこれからDALFを受けようとしているみなさま、著者である私、ほとんど対策なしで受けたため、合格への秘策とか、何もございません、、、期待させてしまいすみません。
ただ、ぶっつけ本番で受けて見て気がついたこと、注意したほうがいいこと、どうやって時間を稼ぐかについて書いていこうと思います。
あともう一点、まだ結果が出てないので自己流でうまくいったかどうかいいかもわかりません!結果は近日発表らしいのでそれはまた後日にお伝えします、、、ドキドキ。
DALF C1とC2について
まず、上にも色付きで表記していますが、DALFはフランス語力を4技能から測ります。C1とC2の違いはそもそも何かと言うと、その4技能の分け方です。
C1・・・聴解(25)、会話(25)、読解(25)、論述(25)
C2・・・聴解と会話(50)、読解と論述(50)
※( )で書いている数字は点数です。
このように点数配分が違うため、問題のパート分けもC1が4つ、C2が2つとなっています。
あとですね、DALFには一個鬼ルールがありまして、C1の場合、1つのパートが5点以下だった場合、たとえ合格基準点である50点を超えていても不合格になるというものです。(C2なら10点)
こう見ると、C2の方が楽だと思いますよね・・・?
そう簡単には行きませんよ〜!個人的に鬼門だと思うのは、読解と記述の問題です。
なぜならですね、C2は3時間半で3つの記事を読んだ上で、記者などになりきって最低でも700字の記事を書かなければならないのです。
というわけでね、、、両者共々メリットデメリットがあります。
だからまあ、お好きな方をお選びください。私みたいに2つ受験してもいいんですよ😇
受験料の話をしますと、フランスで受ける場合は地域によって金額が異なります。この理由は諸説あるみたいで、、、安いところは結果が遅いとか。かといって高いところが早いというわけでもありません。相場は100〜200€くらいなので、私個人から言えるアドバイスとしては、近場で受ける方がいいと思います。結局交通費、前泊費を含めて考えると同じ金額だと思うので。
日本の受験費は一律ですのでご安心を。詳しくはホームページに色々載ってます
この試験は年齢によってちょっと試験内容が違ったりと色々あるので、ぜひ公式ページを見てください。
今話している内容は全て、大学生以上の方が対象です。
とりあえず解答を埋める!字数制限を守る!
さて、、、ここから先はまともに受験勉強をしなかった方の当日裏技編です。
勉強した方は回れ右してください!こんなの見ちゃダメですよ!
見出しの通りですが、とにかく埋めてください。dalfの場合一問一答形式ではないので、部分点がもらえる可能性が高いです。適当に書いた答えがラッキーパンチだったりします。何が起こるかわからないので、埋めましょう。
字数制限に関してです。先にも述べたように、C1の論述は一つ目の問いが200〜240字、エッセイを書く問題が最低250字。C2の論述は最低700字です。
書きまくってください。以上。
C2の場合、3時間半のうちに論述読んでから書くなんて無謀だなんて思う方たくさんいると思いますが、ぶっつけ本番で挑んだ私はなんとか成し遂げました。コツはですね、論述を深く読まないことです。提示してある論述は、後々自分が書く記事の手ががり程度です。内容を理解したところでかけるといったら違います。むしろ大きなタイムロスにつながります。文章をなんとなく理解したら、ちゃっちゃと書き始めちゃってください。
鉛筆で下書きからのボールペンで本書き
これも論述対策です。
ちゃっちゃと書き始める前に気をつけたいのが、ボールペンで解答しなければならないということです。C2の場合、ただでさえ字数が多いのに下書きして書き写してなんて時間がもったいないです。ならやることは一つ。答案用紙に鉛筆で下書きして、最低終了1時間前にボールペンで下書きの上から本書きをする。
これがベストかと。ある程度書く内容を大雑把に順序立てたら、あとはもう書くだけなので、やって見てください。このやり方でちゃんと見直しも終えられます。ただいつ700字に到達したかわからないと不安になると思うので、必ず段落が変わる前に、その段落の字数をカウントするといいと思います。
見直しを忘れずに
当たり前のことです。当たり前のことなんですが、これ、本当にやってください。
試験中の私の失敗談を反面教師にしてください。
C1の筆記試験終了30分前、全て終わってぼーっとしていたのですが先生から衝撃の一言。
「論述問題は二つとも自分で字数をカウントして記入してください」
それを聞いた瞬間、、、ふたつ?と頭を傾げてしまいました。最初は聞き間違えかと思ったのです。それで改めて論述の解答用紙を確認したら記入用紙の間に問題用紙がもう一枚あったのです!!一緒にホッチキスで止められていて全く気がつかなかった私。250字を30分でなんとか書き終えました、、、
ダメですよこんなことしちゃ!!🙅🙅🙅
以上がぶっつけ本番でテストに挑もうと思っている人向けの対策です()
どうぞ笑ってください〜〜〜😂
さて、結果はともあれこの受験で実は少しばかし手応えを感じました。
これはもう9ヶ月の留学生活を経て得られた手応えだと思います。
なのでぜひフランス留学に1年間行く方、最後にDALFを受けてみてはどうでしょうか。C2合格なんて夢のまた夢だわなんて1年前思っていた私が、少し希望を持って試験を終えることができました。多分やってみなきゃわからなかったことなんだろうなと思います。
正直、日頃からフランス語に積極的に触れている方であれば、合格は夢じゃないです。
私自身フランス語の新聞を読んだり、ラジオやテレビを日課のように流していたので、受験中そこまで苦しいとは思いませんでした。さらに言えば、フランスの大学できちんと課題をこなしていたなら、もっと合格に近づくと思います。
対策の方であまり会話や聞き取りについて触れなかったのはそのためです。留学中、どれだけフランス語と向き合えたかによって、試験の手応えが変わってくると思います。
まだ結果はわかりませんが、どんな結果であっても全く悔いはないです!これからもフランス語は続けて行くので受かっていても精進しようと思います。
ではまた〜
帰国まで、あと2週間とちょっと!!!