せきらら留学生活日記

留学先・フランスでの様子と夢の美大生ライフを綴ります。

優しさは料理を美味しくする

Salut !

 

授業もほとんど終わり、いよいよ留学生活も本格的に幕を閉じようとしています。寂しいですが、残す2ヶ月でたっぷりと!旅行をして異文化を味わいたいと思います。今週末から始まるので楽しみだなあ。

 

残り少ないと思うせいか。なかなか寝付けずnetflixであいのりを見ているんですが思わず泣きました。愛の力で人が成長する瞬間っていいですね。まだ最初の方しか見てないんですが、結局スマホが人間をダメにするってのはほんとのことみたい。人間的になりたいから、明日はスマホを置いて出かけようかな。

 

今日はまたちょっと違うお話をしようと思います。ほんの小さな心温まるお話です。

実は今日友達の参加するオーケストラを見に行ったのですが、終わった時間が22時半。残り30分で寮のキッチンが閉まるのにも関わらず私のお腹はペコペコ。しかも部屋に麦茶はあってもお水をストックしておくのを忘れてしまい、カップ麺もできない。しかしこの時間で空いているのはアラブ系のお店が多く、フランスではB級グルメの「ケバブ」というものが売られています。

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これなんですけど、すいませんポテト多くて、、、この奥に実はお野菜とお肉がたっぷり入ってて、なおかつホワイトソース(ヨーグルト風味)、チリソース、サムライソース(日本とは関係ないです。ちょっとピリ辛ソースで私のおすすめ)、バーベキュソースなどなど選べます。ただお店の人があまりに早口で言うので大抵の場合は聞き取れないことが多いです笑

 

と言うか今日はそう言う話ではなく、とにかくケバブばっかなんですよ、夜は。ただでさえ夜遅いのに油っぽくてボリューミーなのはちょっといやで、近所にある中華屋さんに行ってみることにしました。量り売りなので調節できるかなと思って。しかし22時以降は大抵は閉店。のぞいてみると人はいましたが、明らかに片付けをしていて時間も閉店の時間をとっくのとうに過ぎていました。諦めて帰ろうとしたとき、お店にいた中国人の店員さんと目が合いました。すると、親切にも閉めていた扉をあけてくれたのです。

 

「持ち帰りですか?」

 

ニコニコと尋ねられ、大きくうなずきました。閉め作業中なのに、本当に優しかったです。23時に私の寮のキッチンが閉まり、レンジも使えないので、温めるのもお願いしたところ快く引き受けてくれました。

あったかいご飯を抱えて帰る夜道は冬よりもずっと心地いい夜風に吹かれながら幸せでした。あの中華料理屋さん、通いたいなあ。

なぜだかその日の中華料理がいつもよりとても美味しく感じられました。優しさは最上級のスパイスですね。

オススメの中華屋さんも載せておきます。ストラスブール大学に行く皆さんにも、ぜひその優しさに触れてみてください。

美味し過ぎてご飯の写真撮り忘れちゃいましたてへぺろ

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それではまた〜