フランスで、サークルを引退
Salut !
日本はもう次の日ですね
今日はちょっとノスタルジーなんです。
タイトルにもある通り、日本時間で今日、大好きな大好きなサークルを引退します。
わたしにとってこんなにも大きな存在だったなんて、正直思ってませんでした。
日本にいたからこそ当たり前の存在になってて、離れて当たり前の存在ほどすごく大切なものだったんだっておもいました。
先輩も、後輩も。そしてなにより、同期が大好きです。今日だけは、日本に居たかったです。
わたしの所属しているサークルは放送研究会で、番組発表会という個々の作品を他大の方に見てもらうイベントを、一年で何度かやります。そして今日、その一年の中でも最も大きいといっても過言ではない、引退番発があります。この日は、引退する3年だけが作品を出します。わたしも一つ、日本において行きました。最後にどうしても映像作品を自分で作るという夢を叶えたかったので。
そしてその作品が、フランスで芸術活動をする一歩となるよう願いを込めて作りました。
結果的に制作期間が短かかったので、思ったような作品を完全に再現することは叶いませんでした。それでも、一つの作品を作れたことを、わたし個人としては誇りに思います。何か一つを成し遂げたという結果を、この作品が証明してくれたと思います。
それで満足しようとわたしは思っていました。
たとえ番組発表会にわたしが居なくても、わたしの作品がそこにある。
でも少しずつ引退へのタイムリミットが刻々と近づくにつれて、いままでの楽しかったこと、合宿、一緒に作って来た番組発表会、みんなの顔を思い出すと、懐かしくて思わず目を閉じてしまいます。
笑っちゃうような、泣けちゃうような。
あー、サークルが好きだなぁ
みんなが好きだなぁ
今のとここのループでノスタルジーです笑
つらいことも、楽しいことも、全部固めちゃえばすっごくきらきらしてみえます。
思い出って、ほんとにまとめてしまえば綺麗にみえてしまうのなんでだろう。いつも不思議に思います。かたまったものをよく見れば凸凹してたり汚かったり、でもそんなところも愛おしくなってしまうのが、思い出なんですよね。
日本で引退することは、残念ながら叶わなかったけど。かといってフランスに来たことを後悔なんてしてません。
帰って来たら、みんなの前に胸を張って堂々とただいまって言える人間になりたいです。これが、わたしの今の目標。
サークルは引退するけど、サークルのメンバーと縁が切れるわけじゃない。
帰って来ても大切な存在だから、とにかくいまはここで、シードルを飲みつつ刻々と迫る引退を待ちます笑
今日から1週間バカンス。
その初日は、サークルの引退。
何かの区切りを迎えて始まるこの1週間。どんなことが待ってるんだろうか。
あー、ほんとに泣いちゃいそうだ