大学が始まる前の手続き諸々
Salut !
いまだに南京虫をおそれている書き手です。
月曜からいよいよ本格的に授業が始まる前の手続きやら何やらが始まりました!!!
さて今日私がしたことをまとめると、
①ストラスブールの日仏会館訪問
②保険金の支払いと学生証の手続き
③学生病院へ
です。
まずストラスブール日仏会館についてお話しします。
一体何故なのか、まだ理由はわかっていないのですが、何故かストラスブールに日仏会館があり、来仏した日本人留学生にとってものすごーーーい便利な場所です。
第一に、日本人なら自由に使っていい。パソコンはもちろん、コピーも1週間で10枚まで、無料で使えちゃいます!!!
次に、過去にストラスブールに訪れた先輩方が残して行ったドライヤーやらキッチン用品やらホッカイロまで!すべて自由に持って行けるという✨
さらにさらに、図書館まであります。またまれにフリーブックも置いてあり、好きに本をもらって行っていいそうです。ちなみに今日8冊ぐらい持ち帰りました笑笑
こんな感じでジャンル?ごとに物が置いてあります。
日仏会館の中からぱしゃり
さて、必要なものをすべて取り終え、昼ご飯を食べに。
今日からようやく学食が開いたので食べに行きましたー!
・・・やっぱ量が多い()
美味しいけどほんとこれでお腹いっぱいです。
さて、ここで私にちょっとしたハプニングが。
どうやらこの日の朝10時に私の学科の集会があったらしく、見事にブッチしました。
いやーーー、ほんとやばいとか思ったけど、このあと救世主に会うことに。
お昼ごはんを食べ終え、とりあえず学生証を作りに私の学科の教室がある建物へ。
え、、、荘厳、、、
どうやらストラスブール大学の中でも一番と行っていいほど歴史的な建物らしく、ここで授業を受けるのを憧れる大学生が多いとか言われてるらしいです。芸術学部造形学科に入ってよかったわ〜、ちょっと寮から遠いですけど全然いいです。
レセプションで学生証を作ってくれる担当の人がいるデスクを教えてもらい、待つことに。
待っていると隣に紫の髪の毛をしたフランス人が。芸術学部だしやっぱ奇抜な人多いんだなーなんて思ってたら目があって話しかけられました。
「あなたもここに用があるの?」
「はい、交換留学生で、ここで学生証を作ってくるよう言われたので」
「あー!そうなのね、何人?」
「日本人です」
自分の国籍を言った瞬間、彼女の目がキラキラと輝きました。そして「最高!!!」とか言ってくれて、何でそんな喜ぶんだろうかと思って彼女のリュックを見れば、
まどマギの缶バッチついてる?!?!?!
マミさんの缶バッチつけてるよこの子、え、もしや、アニメ好き…???
もしやと思い聞いてみるとビンゴでした。
やっっっっっとアニメ好きなフランス人に会えました!!!!!!そうです、彼女が私の救世主だったんです。
朝の集会に参加しなかったことを伝えると、全部教えてあげるから大丈夫と言われました。おまけに私の不安な気持ちまで汲んでくれて、いつでも連絡していいとか言われて😭
今日はほんとに日本人で良かったと思った。
と、話は元に戻りますが、学生証がどうなったかというと、担当者は違う建物にいたらしくまたたらい回しにされました。もう慣れたけどいい加減にしてくれー。しかもその建物まで徒歩で10分。疲れますが歩くことにしました。
歩いて建物につき、担当者のとこに行こうとすると10人弱人が、、、しかも中の人は
「なんでアポイントメント取ってないの?!?!」
とか言って怒ってる……え、まずいかな。
でも担当者のメール知らないし、アポイントメントそもそも取れないから待ってよう。
ぼーっとして、スマホでもいじろうかな、と思いました。
・・・あれ
え、え?!?えーーーーーーーー
はいスマホがきえましたーー。
この時の私の気持ち。
やっちまった。
冷や汗が止まりませんでした。
というか、盗まれた?!とか思いましたが、リュックを漁られた気がしなかったので、その可能性は否定し、自分がどこかに置いて来たと思って考え続けた結果、
芸術学部の建物に忘れて来た気がし、速攻で元来た道を戻りました。自分は一体何をやっているんだと思いながらも、とにかくありますようにと願いながら走りました。
建物につき、中に入り、レセプションを通り過ぎてほんの数十分前にいたデスクの中に入ると、
ありました。
どうやら話している時にテーブルの下にある台に無意識のうちにおいてしまったらしく、そのままになっていました。
いや、ほんと、ストラスブール大学生がみんないい人で良かった。これ街の中だったら盗まれてたわ。
つぎからはほんと気をつけようと思います。(デスクから出る時フランス人に笑われたのがちょっと恥ずかしかった)
はーい、そしてまた戻りまーす。
時刻は15時。受付が閉まるのが16時。
あと1時間でできるのか。
とにかく学生証を作ってくれる担当の人がいる建物へ向かいました。
先ほどより人は減っていて、なんとなくできる気がしたので、デスクから出て来た人に直接交渉。すると、並んでいる人より先にすんなり通してもらっちゃいました〜
けどこっからが大変だったんです。
まず、わたくし写真を忘れるという痛恨のミス。これは後日持ってくればいいと言われました。
つぎに、なぜか高校卒業証明書をくれと言われました。
そんなの資料にかいてなかったよ?!?!というと、トップのひとが
「あーそれは君に渡した資料のミスだね。気にしなくていいよ」
そんなんでいいのか?!?!と思いつつ、とりあえずこの問題クリア。
つぎにいつ高校卒業したのか聞かれて、2015年だというと訝しげな顔。なんで?と思うと、フランスは夏卒業秋入学で、日本は春卒業春入学なのでタイムラグが発生。うーん、ややこしい。この時日本の学校制度についてフランス語で説明するのが大変でした。
次に諸々住所を伝え、ようやく!ようやく学生証発行のスタートを切りました!!
あとは木曜に私が忘れた写真を持っていくだけです。二度手間だな〜、わたしのおばか。
お金も支払い、あとは待つばかりです。
そして日が落ちる前に、病院に行きました。
というのもやっぱり南京虫に刺されたとこが痒くて…
処方箋をもらいました。ドクターは
「南京虫なんて人間より小さいんだから負けちゃダメよ」
とか言ってましたけど、うん、ちっちゃいからこそ集団になった時が恐ろしいんだが。
と言い返したかったですが、その言葉は飲み込みました。
ここで残念だったのが、薬屋さんに言ったらまさかの薬がなかったことwwww
せっかく処方箋貰ったのに残念です…
明日もらったら毎日噛まれたところを塗ろうと思います。
ほんとに今日は長かったです。
あと足が痛い(これは完全に歩きすぎ)
定期券買いたいなーとか思うけど、お金がなぁとか思って渋ってます笑
生活に慣れたらもしかすると買うかもしれません。
明日はétats des lieux といって、住んでいる部屋が壊れていたり、害虫がいたりしないかチェックしてもらう人に来てもらいます。
何もないといいなあ。
*今日のぷちはぷ*
夜たまたまフランスのテレビでやってた映画が極めて不快すぎてほんと怖くなった…「The State」とかいう映画だったんだけど、正直どんな話かわからなくて、とりあえずざっくりまとめるとなんかカウボーイとかいる時代で女性のレイプとか多発してて、被害にあった3人の女性を安全な場所へ返すって話だったけど…平気で人を殺すわ、きちがいがいるわ、自殺する人はいるわでなんだこのストーリーって思って、最後は心地の良いクラシックで終わらせるとかいう。
うん、ザ・フランス映画だなっておもった。
思い出しただけでもむかむかする、、、
とりあえず寝よう。
ほんとは寝るのまだ怖いんですけどね。
虫恐怖症になっちゃって、ちょっと痒みがあると南京虫かなとか思っちゃって。
化学的物質で対策してくれるっていってくれたけど、やってもらったほうがいいんだろうか。
わからないなぁ。
でも一年間住むし。もしかすると、明日たとえ大丈夫と言われても、やってもらうかもしれない。
もし明日朝起きて、新しく刺された箇所があればね。